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2016.11.28 » 6か月 前

【リーガ第13節】バルセロナは勝ちきれずに敵地でドロー


⑩メッシの同点ゴールで勝ち点1を分け合った

レアル・ソシエダ(ホーム) 1-1 バルセロナ

リーガ・エスパニョーラも12試合を終え、首位レアル・マドリードを勝ち点差4で追いかける2位バルセロナは、ここ5試合で4勝1敗で調子を上げている4位レアル・ソシエダのホーム【アノエタ】に乗り込んだ。

前半からソシエダのプレスに苦しみ、シュートチャンスを作れないバルセロナは、前半18分と19分にソシエダに連続で決定機を作られるも、GK①シュテーゲンのセーブと枠を外れたおかげで難を逃れた。バルセロナは前半41分の⑨スアレスが初めてのシュートで、前半のシュート数はホームのソシエダが8本に対してバルセロナは2本のみ。この数字から見てもわかるように、ソシエダペースで試合は進んでいっていた。

後半もソシエダのプレスの勢いは止まらず、ペースをつかみ続けていると、後半8分にGK①ルジのロングキックを⑰スルトゥサがヘディングで逸らしたところを⑪ベラが抜け出しシュート、一度はキーパーにセーブされるもこぼれ球を⑫ウィリアンがヘディングで押し込み先制。このままソシエダのペースで試合が進みと思われたが、後半14分にバルセロナは左サイドで受けた⑪ネイマールがファーストタッチで1人をかわし、そのままドリブルで縦にもう1人かわすとPA内に進入する。そこから中へ折り返すと走りこんでいた⑩メッシがコントロールから左足でシュート。これがゴール右隅へ決まり同点に追いつく。

その後はバルセロナのペースで試合は進むと思われたが、主導権は握れなかった。後半31分にソシエダはPA外からの⑪ベラの左足のシュートがバーを叩き、そのこぼれ球に詰めていた⑦フアンミが押し込んで勝ち越しと思われたが、オフサイドの判定でノーゴール。バルセロナの反撃は、後半35分に⑩メッシのパスを受けた⑥デニス・スアレスがキーパーをかわしシュートを放つも、ゴールへカバーに入っていたDFにクリアされる。その直後のCKでは、ニアサイドで⑭マスチェラーノがヘディングで合わせるものの、枠を外れてしまった。試合はそのまま1-1の同点で終了した。

策略がうごめく素晴らしい1戦!

この試合をバルセロナと同じ4-3-3で臨んだソシエダは、相手CBが自陣の低い位置で持っている時も、激しくプレスをかけながらパスコースを限定させていった。前線からプレスをかけるチームにありがちなのが、FWの選手だけがプレスに行ってしまい、その後ろの選手がついてこずに、中盤にできた大きなスペースを相手に与えてしまうことがあるのだが、ソシエダの守備はそのようなシーンが見られなかった。FWが相手CBにプレスをかけて、パスコースを限定できるとわかった瞬間に後ろの選手たちは、ゾーンではなくマンツーマンに切り替えて、エリアを守るのではなく相手にぴったりマークして、そこにパスが入った瞬間にボールを奪いにいった。このようにして、試合開始直後からソシエダは主導権を握ることができた。

これに対してバルセロナは、後半からボランチの⑤ブスケツがCBの位置まで下がり、3バックの状態でボールを回し、両SBは高い位置にポジションを取り、3-4-3の形でボールを保持することにより、ポジションのずれを作ることに成功し、相手の強いプレスを回避していた。しかし、最後まで”バルサらしい”攻撃はできないまま試合を終えてしまった。

サッカーを観る際に選手に注目するのはもちろんだが、このように戦術のせめぎ合いにも注視することで、観戦の楽しみが増すので、ぜひおススメしたい。

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