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2016.10.21 » 12か月 前

J2史に残る激闘!J2第36節 愛媛✕札幌 それぞれの懸ける想い


試合終了のホイッスルまで死力を尽くした大激戦

まさに死闘と呼ぶにふさわしかった。最後の最後までスタジアムは歓声と悲鳴に包まれた。

その日の「スカパー!Jリーグマッチデーハイライト」の番組内でも、MCの平畠啓史氏、ゲスト解説の水沼貴史氏共に「ぜひ見てほしい凄い熱いゲーム」と評するほどだった。

試合はまず26分、内村のゴールでアウェイの北海道コンサドーレ札幌が先制し前半を折り返す。しばらく膠着状態が続くが、均衡を破ったのは愛媛FCだった。72分、瀬沼が安田のループパスに上手く合わせ同点とする。しかしすぐさま札幌は中原のJ2初ゴールで勝ち越す。同点に追いついた直後の失点。精神的ダメージも大きい。しかしここで愛媛が執念を見せる。78分、愛媛はFKのこぼれ球から白井がミドルを叩き込み再び追いつく。これには木山監督をはじめ愛媛のコーチ陣も抱き合って喜んでみせた。この一戦に懸ける思いが伝わってくる。その後どちらも一歩も譲らない展開が続く。ドローなど許されないのだ。

終了間際、互いにビッグチャンスも…

2-2のまま試合は後半アディショナルタイムへ。

92分、愛媛はGK児玉のロングフィードから阪野が抜け出しキーパーと一対一に。狙いすましたシュートを放つが、札幌のGKク・ソンユンのビッグセーブに阻まれる。その直後、札幌が決定機を迎える。中原のクロスに都倉が左足で合わせるもポストを叩く。こぼれ球に管が詰めるが上手くミートできずボールは児玉の正面へ。その後も互いにゴール前までボールを運ぶもシュートまでは持ち込めず試合終了。両チームの選手共にその場に崩れ落ちた。最後まで走り続けたこと、しかし勝ち点3を取れなかったことで肉体も精神も困憊していた。

札幌から多くのサポーターが詰めかけていた。ドローには終わったが、最後まで勝ちに行く姿勢を見せた札幌イレブンを拍手で讃えた。愛媛のサポーターも同様だった。プレーオフ圏内は確かに遠退いてしまったが、首位札幌相手に互角以上の戦い。今日のような試合ができれば、残り試合全勝も決して夢ではない。可能性がある限り、サポーターと共に全力で戦い続ける。

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