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2016.10.29 » 10か月 前

世紀の悪童・バロテッリの知られざるエピソード。破壊的なプレーには理由があった。


世紀の悪童、マリオ・バロテッリ

マリオ・バロテッリは、イタリア出身。出生名はマリオ・バルウアーである。リーグ・アンOGCニースに所属するイタリア代表のサッカー選手である。

バロテッリのポジション

バロテッリのポジションはFW。攻撃の要となる「1トップ型」の選手で、決定力に優れ、足元も巧みである。

バロテッリの経歴

幼い頃のエピソード

バロテッリはシチリア島の北西部・パレルモ生まれ。ガーナ移民のバルウアー夫妻の長男である。生後間もなく先天性の巨大結腸症を患い、生後1年間を病院で過ごした過去を持つ。

病気は完治したものの、非常に貧しい家庭に生まれたこともあり、最下層の生活を強いらるなど問題は絶えなかった。バルウアー夫妻は3歳だった彼をイタリア人のバロテッリ夫妻に養子として里子に出した。バロテッリという名前はこの時に授かったものである。

ACルメッツァーネ時代

ACルメッツァーネのユースでサッカーキャリアをスタート。トップチームに昇格し、2005-2006シーズンに、15歳でセリエC1デビューした。同年はFCバルセロナのトライアルを受けるも、不合格に終わっている。

インテル時代

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翌2006年にインテルと買取オプション付きで契約。2007年12月16日に下部組織からトップチームに招集され、カリアリ戦でセリエAデビューを果たした。当時バロテッリは17歳4カ月という若さであった。彼をトップチームへと引き上げたのは、監督のロベルト・マンチーニ。バロテッリはマンチーニのことを第二の親と呼んでいる。

2008年8月12日の18歳の誕生日にイタリア市民権を取得。同時期に、彼の生みの親であるバルウアー夫妻が姿を現し、バロテッリとの関係を取り戻したいと訴えた。しかし、本人はバロテッリ家が「唯一の家族」であるとし、バルウアー夫妻に対して「あることないこと言っている」と懐疑の目を向けた。

バロテッリは悪童として有名だが、相手クラブのサポーターから「黒いイタリア人などありえない」などとチャントを浴びたり、自チームのファンからも差別的な発言を受けることもあった。反発的な態度を引き起こしている原因には、こう言った人種間のトラブルが影響している可能性もある。

マンチェスター・シティ時代


2010年に移籍金2400万ポンドでマンチェスター・シティFCへと移籍。監督は、インテル時代から付き合いのあるマンチーニだ。しかし、試合中に挑発行為やラフプレーを連発。2011年7月におこなわれたシーズン前のロサンゼルス・ギャラクシー戦では、決定的なゴールチャンスでヒールキック。これを外し、観客からは大ブーイングを浴びることに。度重なる悪態によって監督からも愛想を尽かされ、シティから放出された。

ACミラン時代

2013年に移籍金2000万ユーロでACミランへと移籍。シーズン途中の加入にもかかわらず、後半戦13試合に出場し12得点を挙げる活躍を見せた。翌年リヴァプールに移籍するものの、1年後にミランへと復帰している。

この時期はそのプレーの波の激しさから、実力はあっても起用しては守らない時期が続いた。これまで奔放にプレーしてきた揺り戻しがきたとも言える。

OGCニースへ移籍

2016年はフリートランスファーでOGCニースへと移籍。背番号は9番。リーグ・アンでは、デビュー後2試合で4得点を決める絶好のスタートを切り、再び輝きを取り戻している。

バロテッリのプレースタイル

バロテッリはストライカーとして非常に秀でた才能を持っている。強靭な肉体が生み出す驚異のフィジカルはサッカー界でも随一だ。それでいて足元も巧みで、スピードもある。悪態ばかりに目が行きがちだが、プレーはワールドクラス。生まれ持ったサッカーセンスは他の追随を許さない。FKの精度が高く、PKも滅多なことがない限り外さない。「上手い・早い・強い」の三拍子揃った世界でも稀に見る天才プレーヤーである。

早くからその才能は注目を集めたからこそ、精神面での成長が見ないことを残念がられてばかりのバロテッリ。とはいえまだ遅くはない、これからサッカーに集中して世界のトッププレーヤーとして成長することを期待するばかりだ。

悪童とは想像のつかないエピソード

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実は、バロテッリには「悪童」というエピソードからかけ離れたエピソードがある。貧しい環境に育ったことが影響しているのかもしれないが、心の優しい人物だと噂されています。

イジメに遭っている子を助ける

毎週のように練習場へ足を運ぶ少年を不思議に思い、学校へ行っていない理由を尋ねたところ、いじめに遭っていることを知る。バロテッリはその場で少年と母親を車に乗せ学校へ向かい、いじめた子供を叱りつけたそうだ。

ホームレスにお金を恵んだ

道端のホームレスに1,000ポンド(135,037円)を恵んだり、街で『BIG ISSUE』を売っている少年に、雑誌をもらうことなくいつも20ポンド渡したりしているそうだ。

給料の半額をアフリカの子供に寄付

バロテッリの給料の半額が、アフリカの子供たちに寄付されていることが報道された。

他にも、人種差別的なチャントを浴びさられたのち、ロッカールームで号泣していたというエピソードもある。バロテッリはいつも悪態ばかりが報道されてしまうが、こういった部分にも目を向けるべきだろう。

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