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2016.10.22 » 9か月 前

レスター奇跡の優勝の立役者エンゴロ・カンテのディフェンスと更なる進化


レスター優勝の立役者エンゴロ・カンテ

kante

エンゴロ・カンテは、フランス出身。プレミアリーグ・チェルシーFCに所属するフランス代表のサッカー選手である。

エンゴロ・カンテのポジション

カンテのポジションはMF。2015-16シーズンまでは日本代表の岡崎慎司とチームメイト。主に守備的MFとしてプレーすることが多く、小柄(身長169cm)ではあるもののその豊富な運動量で相手の攻撃の芽をつむ献身的な守備で、2015-16シーズンのレスター奇跡の優勝に大きく貢献している。

エンゴロ・カンテの経歴

シュレンヌのユースで9年間プレー。2010年にブローニュのユースへ移籍し、2012年5月18日に行われたリーグ・ドゥのASモナコ戦でトップチームデビューを果たした。

2013年に同じくリーグ・ドゥのカーンへと移籍。2013-14シーズンは38試合に出場し、フル回転。カーンのリーグ・アン昇格に大きく貢献している。

2015年8月3日にレスター・シティに移籍。数多くの試合でタックルやインターセプトを決め、安定したプレーでチームを献身的に支えた。2015-16シーズンのレスターの躍進には彼のプレーが大きく影響している。プレミアリーグ初優勝を果たしたクラブの影のMVPは他でもないカンテである。

2016年7月7日にチェルシーに5年契約で完全移籍することを発表。移籍金は約44億3000万円と見られている。

エンゴロ・カンテのプレースタイル


カンテは主に中盤の底でプレーする選手。特にレスターはカウンターサッカーを主な戦略に用いいていたため、「どこで相手のボールを奪うか」が重要であった。その点でカンテはその高いボール奪取能力を生かして守備から攻撃に切り替わる瞬間をいくつも創出して見えた。非常にスタミナが求められるポジションではあるものの、体力切れを見せることはほぼないのも大きな魅力だ。

チェルシー移籍あとはややプレースタイルに変化がみられ、より攻撃的な位置にも顔を出すようになっている。これは中盤でコンビを組む相手がレスター時代のドリンクウォーターからネマニャ・マティッチに変わったことで、より守備負担を分散させることができたからだと言える。非常に優れたテクニックを持っているわけではないが、堅実にミスの少ないプレーを見せるカンテは、攻撃面においてもチェルシーのポゼッションサッカーに貢献を見せることだろう。

チェルシーへの順応


所属していたレスターはプレミアリーグの中では資金力に乏しいチーム。彼自身もこれまではスタークラブに所属していたことはない純朴な青年であるため、チェルシーのような非常にファンの多いスタークラブでのプレーが懸念されていた。しかしながらコンテ監督率いるチェルシーでもしっかりと出場機会をつかみ、持ち前の守備能力だけでなく、ここぞという場面での攻撃参加でも光るものを見せている。10月24日のホームでのマンチェスター・ユナイテッド戦では鮮やかなキックフェイントからのシュートを決め、4 – 0での完勝に貢献した。

2015-16シーズン優勝のレスターは、幸いなことにカンテ以外には大きな戦力の流出はなかったが、リネカー氏ら有識者は、カンテの流出は非常に大きな痛手であり、レスターは新シーズンを苦しむことになるとの見解を示した、実際2016-17シーズンのレスターは11月初旬現在失点もかさみ、中位に甘んじている。

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