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2016.11.17 » 3か月 前

日本代表戦回顧〜11.15 ロシアW杯最終予選 対サウジアラビア


日本代表辛くも勝利、しかし価値ある勝ち点3

kiyotake

15日、日本代表とサウジアラビア代表との試合が埼玉スタジアム2002で行われた。この試合で折り返しとなり、3月から後半戦に入る。現在3位の日本に対しサウジアラビアは首位。重要な一戦。絶対に負けられない戦いではなく、絶対に勝たなければならない戦いだ。

11日に行われた強化試合のオマーン戦では1年半ぶりに招集された大迫勇也をはじめ、小林祐希、永木亮太、井手口陽介といった新しい顔ぶれも躍動した。しかしあくまでも強化試合。真剣勝負と呼べるかと言えばそうではない。日本は強化試合や親善試合には強い。強豪国とも互角に渡り合い、勝つことさえある。もちろん相手が手を抜いているとは言わないが、W杯本戦のように死力を尽くして勝ちにきているわけでもない。かつて解説でおなじみのセルジオ越後氏もW杯敗戦後にコメントしていたが、「この4年間、昔に比べれば国際試合をする機会は増えたが、果たしてその中でどれだけの真剣勝負があったか考えなければならない」と。まさにその通りだった。

しかしサウジアラビア戦でも日本は躍動した。試合も清武のPK、原口の狙いすましたゴールにより2-1で勝利。終了間際に失点してしまったが、よく勝ちきった試合だった。ポゼッションも高く前半から攻め続けていた日本だったが、なかなか得点が奪えなかった。決定力不足と言えば何年も前から言われ続けている日本の課題だが、今回に限ってはその前の、ラストパスの部分で僅かにずれていることが多く見られた。久しぶりに招集された選手も多くいた中で、連携不足は否めなかったかもしれない。

クラブで試合に出ていない選手を出すべきなのか

これには賛否両論あるだろう。本田圭佑や香川真司、清武弘嗣らがこれに該当する。清武のようにクラブでは出場機会に恵まれていないものの、代表戦では高いパフォーマンスを見せる選手もいる一方で、本田や香川のように試合感のなさからか、本来のポテンシャルを考えるとここ数試合は明らかに精彩を欠いている選手もいる。長年に渡り代表を支えてきた中心メンバーであることは間違いないが、果たしてコンディションを落としているときにも無理に使うべきなのかは疑問が残る。途中出場で攻撃的な選手を投入するのであれば、もっと適した選手がいたはずだ。

MOMは原口元気。攻守に奔走、4試合連続ゴール

haraguchi

マンオブザマッチには原口元気が輝いた。持ち前のスピード、攻撃力は去ることながら、現所属のヘルタ・ベルリンでボランチを経験していることもあり守備への意識も非常に高くなった。同じポジションを争う選手として齋藤学、宇佐美貴史らがいるが、頭一つ分抜け出せたと言える。オーストラリア戦は得点を挙げるも、相手にPKを献上してしまい悔しさの残る結果となったが、見事にそれを払拭した。

次戦は来年3月23日、UAE戦

次戦は初戦で苦汁を舐めさせられたUAEが相手となる。アウェイの地で厳しい戦いになることは必至だが、ぜひともホームで敗戦した借りを返してもらいたい。UAEだけではなく、イラクやサウジアラビアともアウェイでの戦いとなり、いわゆる”中東の笛”や気候、ピッチコンデションに苦しめられることも予想される。まさに総力戦となるだろうが、ハリルホジッチ監督をはじめ全員が勝利に執着し、一戦一戦に全てを懸ける気持ちで臨んでもらいたいところだ。

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