サッカーを愛する全てのファンに
2016.08.15 » 2年 前

シャビの突出したプレーを支える”認知”の重要性


スペインサッカーが大切にしている”認知”とは

シャビやイニエスタ、そしてダビド・シルバなどのスペイン出身の小柄な選手がどうして世界で活躍できるのだろう。そして、彼らの技術の高さに私たちは驚かされるのだが、今回はその魅力あるプレーを支える何気ない“認知”にフォーカスしてみた。

プレーにおけるプロセス ①認知→②判断→③実行

パスやドリブル、シュートは③の「実行」にあたり、その前にどのようなプレーをするのかを考えて決める②の「判断」がある。

しかし、この「判断」「実行」を行うには、周りの状況を把握するための「認知」が必要になり、簡単に言えば「観る」ということである。例えば、横断歩道を渡るときに、何も確認せずに渡る人はいるだろうか?もしいたとしても、高い確率で事故に遭ってしまうだろう。安全に渡るためには、まずは信号の色や車の状況を観てから、渡れるのかどうかを考えて横断する。私たちはこの行動を無意識に行なっているように、シャビもプレー中には視野の確保からプレーの実行までをほぼ無意識に、尚且つ瞬間的に行なっているのである。

シャビの視野の確保のタイミングや、どこを観ているのかを下の動画で確認していただきたい。

最初のプレーでシャビは、マイボールになるとわかった瞬間からパスを受けるまでの約3秒の間に、4回も首を振って周辺の状況を把握している。そして、近くの相手をかわすために、パスを受ける瞬間に一歩だけボールによるダミーの動きを入れて、フリーで前を向けるようにした。

このような何気ない1つのプレーにも、たくさんの要素が詰まっているので、こういった“認知”のプレーにも注目してもらうことで、もっとサッカー観戦が楽しくなるだろう。

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